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東埼玉の家の3年点検

東埼玉の家の3年点検に伺いました。もう3年、でもまだ3年。外回りから順に見ていき、基礎や軒裏、外壁、モルタルにクラックが入っていないか等々。内部は建具など中心に、引渡し後に調整が入った箇所がありましたが、その後は不具合なくお使いいただいており、ほか内装に設備(中略)見て問題なく点検を終えました。

木製のデッキや板塀も、メンテナンスの再塗装を既に実践されていて、特にご指導をするような必要もなかったため、次は外装関係の経過をみながら10年後目途に気になることがあればとお話をしました。

ご主人手ずから入れてくださったお茶をいただきながら、何の話をしたのかというと、最近心奪われている音楽について・それから日本茶についてわたしばかりがしゃべっていた気がするなぁ・・。
東埼玉の家の3年点検_e0132960_08472983.jpg
木が育ち、建物もその場になじんでいるように見えました。
写真が見切れていますが(ゆがんでしまいカットしたため)
板壁も妻側からだんだんグレー系に変色して良い感じに。
ここに来ると、時間の流れ方が穏やかになるような気がするのは設計者の贔屓目でしょうか、
相変わらずよい家でした。(笑)

↓以前、お施主様が書いてくださったレビューへのリンクを貼っておきますね。
 こんなに良く(!)書いてくださったというのに、人の目に触れていない気が…
 (ココもどうかという…)

もともと住宅メーカーで家をつくるつもりだったところから、気持ちが変わり
個人の建築家に設計を依頼したことや、頼んでみて良かった点についても
建築主の立場から客観的につづられています。
設計事務所に依頼するのってどうなの?と迷われている方には参考になるかと思います。
ぜひご一読ください。


by o-oik | 2019-09-12 08:58 | 東埼玉の家

2016年、ありがとうございました。

今年も残すところあと2日になりました。

一年を振り返ると、今年は ご相談いただいてから、長い時間をかけ設計を進めることとなった東埼玉の家が、2月に着工し、無事引渡しとなった節目の年でした。

先日、竣工後の3ヶ月点検にうかがったのですが、家具も納まり新しい生活を楽しまれているご様子でした。建具等の調整は既に終えていましたので、点検といっても、換気扇の使い方の説明が主なところでした。

中庭に面した離れのようなフリールームを計画したのですが、暮らしの中に、人が訪ねてくる楽しみが増えたようで、
遠方から奥様のご家族が泊りに来たり、海外からもご友人が泊りで遊びに来る予定、と嬉しそうにお話してくださり、これまでの打ち合わせや現場で力を尽くしてきたことがこうして実を結んだのだなと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

なんとその日は一泊付き点検。(笑)
お風呂を頂いたあと、初めて素足になって杉の無垢床の上を過ごしてみました。
(現場中にはなかったことですので…!)
温かみのある柔らかな感触を足の裏で確かめながら、照明器具の効果なども体感しつつ
食卓を囲んでゆっくりとした時間が過ぎて行きました。
夜もぐっすり眠れました!(設計が良いから?笑)ありがとうございました。


2016年、ありがとうございました。_e0132960_13010407.jpg

設計にもスピードが求められるような世の流れもあるなか、お施主様の事情もあったとはいえ、こうして、家作りに丁寧に取り組む時間が与えられた、奇跡のようなお仕事をさせていただけたことにあらためてお礼を伝えたいと思います。
なにやらお礼言ってばかりですね、、でもありがとうございます。

現場でお世話になった渡辺富工務店の渡辺社長はじめ監督、棟梁、個性的な職人さん達にもきちんとお伝えすることができなかったのですが、良い仕事をしていただき感謝しています。本当にありがとうございました。造園でお世話になった庭・福樹園の諏訪夫妻とクジラランドスケープの高橋さんにも、お世話になりました。
ここで名前を挙げるほかにも、沢山の方たちのお力添えを頂いた一年でした。本当にありがとうございました。

力が入り過ぎていた部分があったことなど反省点もありますし、工期中はほとんどブログの更新ができなかったことなど、、残念だったこともありますが、

反省は次への力に変え、家作りを通してお役に立てるよう力を尽くして参ります
引き続き、どうぞよろしくお願い致します!

    *  *  *

年末年始は、長めにお休みを頂き
新年は、1月10日(火)から営業です。

実は、HPのリニューアル予定で今最後の作業をしていただいてます。明日までにお知らせできるかな~と思います。

どうぞみなさま良いお年をお迎えください。

by o-oik | 2016-12-30 13:15 | お知らせ

レッドシダー外壁のメンテナンス

今週、秋の北海道に行って来ました。


竣工して3年が経過した「かみのっぽろの家」です。
外壁や、柱、玄関ドア、にウッドデッキや板塀はそろそろ
塗装のメンテナンスのタイミングでした。


直射日光が当たる部分は、レッドシダーの板壁の色が抜けて白っぽくなったり
雪解け水が跳ね、壁に当たる箇所は黒く変色するなどの症状があり、どうしたら良いかとご相談いただきました。

縦の合決り(あいじゃくり)板はレッドシダーの鋸目を仕上げ面に使いましたが、竣工時には
オスモの「ウッドステインプロテクタークリア”プラス”」という塗料で仕上げ、板の色をそのまま活かすようにした部分です。

白っぽい変色をカバーするため、今回はウッドステインプロテクターの「クリアプラス」に、着色のため顔料の入った「ラーチ」を混ぜ、半透明にして仕上げました。
下の写真は、再塗装する前と後の様子。

レッドシダー外壁のメンテナンス_e0132960_14151479.jpg

気軽に、気になった箇所を手入れできるように、
足場を掛けなくてもメンテナンスができる高さにしたのですが、ハシゴに登っての塗装はハードルが高かったです…。脚立で届く程度で納められると、メンテナンスのハードルはぐっと下がることが実感できました。
レッドシダー外壁のメンテナンス_e0132960_14013494.jpg

レッドシダー外壁のメンテナンス_e0132960_14181358.jpg
左の、縦に張った板の部分が、今回半透明のオスモを再塗装した部分です。
木口は、特に水を吸いやすい箇所なので、たっぷりと塗っておく必要があります。
(跳ね返りは、基礎の水切りを奥に引っ込めることで、軽減できたのですが、この家は基礎断熱の都合を優先した納まりとしました。)

右の、グレー塗装の下見板は、竣工時からそのままなにもしていません。トドマツの曳き板ですが、オスモを2色混色してあります。



今回のメンテナンスへの協力を通して、改めて 定期的に手入れがしやすい工夫を設計時に盛り込むことも大切だなと思わされました。

手入れをすることで、家に愛着を持って頂く事にも繋がりますし、
資源を有効に使い、経年変化を許容する価値観が広がれば
全国どこに行っても同じ、という風に均質化してしまった住環境の中でも、味のある風景が育ったり、環境への負荷を抑えることにも繋がるのではないかと。

もちろん、足場を掛けての作業が基本ですので、このブログを見た方で2階建て以上の板壁のメンテナンスをお考えの方は
くれぐれもムリはせずに建設会社にご相談くださいね!

レッドシダー外壁のメンテナンス_e0132960_14463685.jpg
リフレッシュ完了です。





by o-oik | 2016-10-16 14:56 | メンテナンスのこと