サボテンとしっぽ

午後、案内状を見返すと 白石ちえこさんの写真展が最終日
だと書かれていた。
あと1時間でおしまいではないか!と
早速中野のギャラリー冬青に行ってみる。

10年撮りためた作品をまとめた写真集と同じ、展覧会のタイトルが
「サボテンとしっぽ」

白石さんは「ぼちぼち」などと表現するのですが
写真家になると思い定めてから作品として10年撮り続けてきた
ことに 創造にまつわる 忍耐のようなことの凄さを感じてしまった。


全国を歩き廻りフィルムに納めた作品のなかに
富士吉田で撮影したものもあり、
当地にあるディープで散策にお薦めという界隈を
教えて頂く。

おいしいラスクも頂く。

ロバと マネキンの後姿の上品さが私は好きだ。



e0132960_19264475.jpg

[PR]
# by o-oik | 2008-09-30 19:22 | 展覧会

水の力

「B」の仕事で富士吉田へ。市役所から富士吉田駅までを歩く。途中赤富士通りを行くと金鳥居橋から間堀川を覘くことができる。
富士の名水的な、CMにでも出てきそうな光景に出くわす。
富士吉田に来て驚くことは、とにかく川の水がきれいだということ。
そして、よどむことのない、潔い流れには勢いがある。
そうした水の流れは確かに土地の性質を浄化する力があるように感じられるのだ。
色の飛んでしまったトタン屋根が並んでいても、若々しい。

よどんだ水溜りのような河川が街に与えている影響力は、意外と大きいのかもしれない、
と 近所の中学校が設置した「街に清流を」の標語を見た帰り道に思う。
e0132960_20482790.jpg

[PR]
# by o-oik | 2008-09-10 20:27 | 風景

事務所転居のご報告

先日、事務所を引っ越しました。
阿佐ヶ谷は始めての町ですが、まわりの雰囲気も
新しい事務所もとても気に入り、
ここで良い仕事をして行こうと、モチベーションが上がっています。

窓から中杉通りのケヤキ並木が眺められるのも良い。

部屋の一角をお借りしている、荒木毅建築事務所さんの
お引越しに便乗しての、今回の我が事務所の移転であります。

e0132960_19575828.jpg

[PR]
# by o-oik | 2008-08-20 19:49 | お知らせ

エミリー・ウングワレー展

行ってきました。
アボリジニが生んだ天才画家。
なくなる前の8年間に3000点の作品を生み出したのだという。
白人の入植によって10歳のころユートピアと呼ばれる故郷の地から離れることとなり、
再び故郷に戻ることができたのは60歳を過ぎてからだと年表にある。

故郷をテーマに繰り返し繰り返し、圧倒的なパワーで絵筆を運び続けることができた原動力は
何なのだろうか。
表現してもし尽くせない、再び故郷の地に舞い戻ることができた喜びの大きさ。
離れることを余儀なくされた渇望が根底にあるのでは。
などど分析を始めている自分に気付いて、反省。

ごくごく自然な「祈り」の行為として、キャンパスを埋めていったその結果が
「作品」としての国際的な評価や「億」の評価に置き換わっていく。
芸術には健全な需要があるものだということが(当たり前ながら)新鮮な発見でした。

創作の苦悩、なんてものは そこにはないのだなぁ。
e0132960_2135055.jpg


 
[PR]
# by o-oik | 2008-07-23 21:36 | 展覧会

夏休み

今年は少し早い夏休みを取り、札幌に帰省。
昨年改修のお仕事をした家をしばらくぶりに訪ねて来ました。
竣工した冬から比べると かなり日が長くなっており、
新しく造った吹抜から
夕方の薄暗くなった室内に 光が射す
ちょっと晴れやかな一時を
実際に過ごすことができました。

(どの位置なら日が入るかと 日射のラインを引き、
床組みもにらんで慎重に位置を決めた、その成果。)

お施主さんが喜んで下さっていて
竣工後半年ぶりに ほっとしています。
[PR]
# by o-oik | 2008-07-20 20:07 | 日常