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みなでつくる方法ー吉阪隆正+U研究室の建築展 2

つたない紹介で、迫力がどこまで伝わるかわかりませんが
もう少しお付き合いくださいまし。



日仏会館の手摺断面。
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原寸だった…。
A2サイズのど真ん中に、島のように浮かぶ。


八王子セミナーハウスの一部、松下記念館の平面図。
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几帳面な線で製図された建築のラインに対し、びゅっと薄墨で描かれた小道。
気合いだ〜。


伊豆大島の「水取山計画」。
「1965年大火災に遭遇した町民に提案した計画」と解説が。
50年前の図面ですが、熱い。古代文明の遺跡のようです。
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洗練やスマートさとは無縁な、しかし地球に住み着く人間に
自然の中に住み込む覚悟を迫るような、目を開かせるものを感じます。
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みなでつくる方法? 何千年前からとっくに知っていた知恵だよ。
今はやり方を忘れているだけなんだ。

…吉阪先生、こんな風に今の私たちにも語りかけているのかもしれまセン。
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by o-oik | 2016-03-27 18:50 | 展覧会

みなでつくる方法ー吉阪隆正+U研究室の建築展 1

すこし前の展覧会になりますが、
湯島の「国立近現代建築資料館」に行って来ました。
行こう行こうと思いつつ、結局最終日に駆け込むことに…。

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手書きの図面やら粘土の模型が並ぶ展示室。
終了時間になっても去りがたく、食い入るように図面の前にたたずむ
老若男女に混ざって、迫力のある展示を味わう。

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言葉の人、言葉にこだわった人。
アルピニスト。
お坊さんになろうかと本気で悩んだことがある建築家。
研究室の若い人の力を引っ張り出し、惹き付け建築を作った人。

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湯気の立つような沢山の図面の前に建って、
設計の過程で関わった人達の膨大なエネルギーに思いを馳せました。

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外構の書き込みに驚愕、水木しげるにちょっと似ている…
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by o-oik | 2016-03-27 18:06 | 展覧会

基礎工事が終わりました

先日地鎮祭を行った東埼玉の住宅、
基礎工事まで完了しました。

お施主さまの要望で、中庭を囲んだプラン。
変形した敷地の形状に添い、道路側は不整形の輪郭を持つ家です。

ここひと月あまりの現場をまとめて振り返り。



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根切り底確認に続いての配筋検査。

設備配管のルートと併せて配管を通すスリーブの位置確認も。
アンカーボルトは、基礎と木造の上部構造を繋ぐ重要な部分、
施工図のチェックに加え、全数の設計検査も行っています。



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刷毛引きで仕上げたカーポートはそのまま仕上げになるので養生を念入りにやってくれています。

     *      *       *

基礎工事は足下の地味な部分ですが、配筋やかぶり厚等、細かい確認作業も多く
気を使う部分。現場に足を運ぶ回数がどうしても多くなります。

図面通りに施工されているか、チェックをする「監理業務」は設計事務所の重要な仕事ですが
それ以上に、図面上で考えていたことが、どう施工されるのか 
極力現場に脚を運んで、職方さんと話しをし、自らが確認をしたいと考えています。


鳶の親方ほか基礎工事の職方さんの仕事は一区切り。

こうして、これから大工さんを現場に迎える準備を整えている間に、
平行して打ち合わせを重ねてきた木造架構のプレカットも進んでいます。

プレカット工場にて機械で加工を行う部分は概ね完了、
大工さんが手刻みを行う部分があるため、建て方までの間
今度は工務店の加工場での作業が始まります。

表しの柱と梁には、今回は八溝杉(やみぞすぎ)を使います。
(材木工場に視察に行った様子もアップしますね。)

折りに触れて、今後も進行状況をご報告できればと思っています。
よけしれば、またこのブログに遊びに来てみてください。
よろしくお願い致します。
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by o-oik | 2016-03-21 13:16 | 東埼玉の家