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住宅医スクール

先日、住宅医スクールの第1日目の講義に出席してきました。

中古の木造住宅の改修を行う際の、調査診断技術を体系化して、その知識や技術を普及し人材を育成を行う活動を行う「住宅医協会」という組織が主宰するスクールです。今年から一般社団法人になったとのことで、その活動を拡げているようです。

初回のみ、東大の弥生講堂アネックスが会場。
曇り空で、講義の途中からは雨脚が激しくなってきたのですが
晴れた日は、講義をうけながらも日焼け止めが必要な環境だと聞いていたので助かりました。
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私の仕事で、改修工事として本格的なものとしては、札幌の住宅改修という30年前に分譲された木造住宅の改修をしたものがあります。
昭和56年(1981)の新耐震基準以前に建てられたものでしたが、耐力壁をバランスよく設けながら、暖かく過ごしやすい空間に造りかえています。内装を解体した後の現場で、実際の構造材の状態や寸法を確認し、金物の種類、位置を一つづつ検討、図面化して大工さんと打ち合わせをするなどした記憶も蘇ります…。

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当時、補強方法など徹底的に調べ、あの現場ではベストの回答だったという自負がありますが、この分野では今後経験のある人材が不足している上、多くの設計者が現場でそれぞれ出した答えを共有できる場というのは、あるようでいてなかなかないので、新たな知見を得るため学び直してみようと考え、今期の受講を決めました。もちろん、新築のプロジェクトを考えていくうえでも、今後有益なのではないかとも期待しており、残り7回の講義も楽しみに通えそうです。

春に卒業した京都造形の受け持ちの学生さんも受講しており、ここでは同級生。笑 同じく京都造形でお世話になっている大阪の三澤文子先生、豊田保之先生の講義も、ここでは受講する側で聞く事ができ、新鮮でした。
会場では、偶然、女性建築家仲間の小野育代さんのご主人にも遭遇し、この先講義のなかで登壇されるということで、また楽しみが増えました。

教える側、学ぶ側、いろいろな視点に立って刺激を受けながら、視野を拡げるような気持ちで6月の頭に立っているこのごろです。
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by o-oik | 2014-06-07 19:58 | 日常