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春めいてきました

春分の日を過ぎ、これからまた日が長くなって行きます。
梅にモクレンにミモザ、ユキヤナギ…
出かけた先で見かける花も種類が豊富になりました。
ここ数日で、一気に春めいてきた感がありますね。

今日は予定にはなかったのですが、急遽 世田谷美術館で書の展示を見て来ました。
一定の型に収める、というより 自由な表現を肯定した「破体」という書体の作品に惹かれました。
絵画と文字の中間のような生命力あふれる表現で、ミロの絵画にちょっと近いエネルギーも感じます。
(お見せしたいところですが、どんな書だったかは皆さんの想像に御任せして…。)

その代わり、帰り道に撮った菜の花を。

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by o-oik | 2014-03-23 18:48 | 日常

卒業おめでとう。

先週末、京都造形芸術大学にて卒業式がありました。住宅設計に特化した通信制の大学院は横内畝人先生、堀部安嗣先生、三澤文子先生、伊藤寛先生の現在4スタジオ。ここで非常勤講師を始めこの春で3年目を迎えます。

無事卒業を迎えた皆さんは、2年間、4課題を通してめりめりと成長してゆかれました。
修了展を見て、これまでの合評会などを振り返りながら
身に着けたのは単に住宅設計のノウハウということでなく、住宅に何を託すか、現代の今の日本でどういう仕事をしてゆくか、志の種をそれぞれの懐に抱えての卒業なのだなと思え、感慨がありました。

教える側に居るのは、今の私に与えられた役回りですが、何か不思議な気もします(笑)。何より 4スタジオの先生方、年代もバックボーンもさまざまな、でも住宅を学びたいという想いで集まったみなさんと同じ場を共有できることが嬉しい。たくさんの刺激をもらっています。卒業後は、それぞれの持ち場で、ひとつひとつ、あかりを灯すような仕事をしていってくれたらなと思います。
仲間が増えると思うと、心強いですね!
ご卒業おめでとうございました。
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by o-oik | 2014-03-18 23:22 | 日常

たった三年

三年前の今日、どこで何をしていましたか?

わたしはあの時、自宅に居て、引っ越しの荷造りを中断して、お昼の休憩中でした。本格的な揺れの前のカタカタカタカタ…がいつもの地震より異様に長かったから、
それなりに心構えをしてはいたけれど、あまりの揺れに限界を超え、平静を保てなくなってしまったことを今日は思い出していました。
引っ越し準備中の段ボールに囲まれて、余震が恐くて数日は服を着たまま、枕元に靴を置いて眠っていたことや、計画停電初日に引越をなんとか決行できたこと。。報道される被害者の数がどんどん増えていく中、今度は福島の原発で爆発があったことをラジオのニュースで聞いたときの、胃をギューとつかまれるような感覚。

もう三年、、いや、
まだたった三年しか経っていない。
毎日、報道から目を離せずにいた緊急事態は確かに薄れたけれど、
地震の後の世界は、まだ始まったばかりではないか?
今日はそういう風に思い直していました。


建築に携わるものとして、直接的に被災地に関わるべきなのではないかと考えない訳ではないけれど、
「自分の場所で、与えられたミッションを尽くそう」とあの時誓ったことも、よみがえってきた。(大げさなようだけど、深刻な状況のなかでは、それが自然だったのです。。)


それぞれの場所、それぞれの状況で、誰もが 「普通の日常がいかに貴重なものだったのか」と目覚めたのが、三年前の今日だったのだと思う。


問題は山積みだけれども、1年後、5年後、10年後にはかならず良くなっている。
目の前のことに、真剣に関わり合おう。先送りしないでどんどんやろう。(←最後のは自分用のメモ。)

まだまだ時間はかかるだろうけれど、被災された方々の埋められぬ痛みに換わるものはないかもしれないけれど。この先に積み重なる時間が この日を私たちにとって大切な日にしていってくれるような、そういう毎日を過ごそうではないか。(明るい決意、と読んでくださると嬉しいです…)


みなさんは今日、何を想いましたか?
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by o-oik | 2014-03-12 00:21 | 日常

建築を始めた理由 その2

こんにちは。
前回の更新から間が空いてしまいました。なぜ今その話?と我ながら、微妙な気もするのですが。せっかく始めたので続きを書いてしまうことに いたします。

この種の質問をはじめて受けたのは高校を卒業する日で、
担任の先生からひとりづつ職員室でコメントをもらう機会があり
「自宅を新築したこと」と答えたのですが、
そのとき何を考えてそう言ったのかは、自分でも良く覚えていません。笑

大学の進学先は、建築学科に進むことを前提に 選びました。

この頃、好きな科目は物理とか社会の応用系(?)でとくに物理は好きで一生懸命
勉強していました。
丸暗記は苦手なタチだったので、公式の意味を理解すれば試験の時に自分で造れば良い、というところが良かったし、物理の先生のキャラクターがツボにはまり(笑)、毎回の授業も楽しみにしていました。
(単純。。)それで、あるとき「プランクの法則」というのがでてきて、その公式がとても美しいと(笑)すごく感激して建築に進むのをやめて、物理学者になろうかと本気で悩んだ笑。数週間だったのか、数ヶ月だったのか…。
進路で悩んだのはその一回だけで、そちらに進むのをやめた理由は、物理学者になったら研究室に閉じこもりになってしまいそうだったから。(思い込みですよね。)宇宙の成り立ちを解明することも、人間には欠く事のできない欲求の一つですし、こういった分野での発見が、生活に影響を与える技術を生みもするので、本当に、これは単に自分の性分だと思うのですが、もっと直接的に人の役に立つことが自分の役割なのではないかと考えていました。実社会で役に立つ。何か面と向かって言われたことはなかったのですが、父親の影響もあったと思います。
それで工学部の社会工学系という分野に進学することにしました。

宇宙(この世界)の成り立ちへの関心は、今も変わらず持ち続けています。
担任の先生に「及川さんは理系なのか文系なのかよくわからなかった」と言われたのはあたっていたと思いますが、構造力学や、環境工学をカバーしつつ芸術の一分野に列せられることもある、建築をやっている人は、だれでもそういう傾向があるのでしょうね。あと、ありがちですけど中学から大学まで美術部に入っていました。大学2年になって建築学科に移行してからは課題が忙しくなりあまり絵は描かなくなってしまいましたが…。

…つづく    まだあるよ!
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by o-oik | 2014-03-08 16:58 | プロフィール