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2013年のはじまり

あけましておめでとうございます。
2013年、東京はあたたかいお正月になりましたね。

今日は、遅めに起きたあと野川まで散歩してきました。
太陽が暖かく、やはり陽をあびて羽をつくろっている
白鷺や、水音をたてて泳ぐ鴨にときおり足を止めながら
新年の清い空気をゆっくりと吸い込んで。栄養補給ができたかな。

     *  *  *

ちょっと遅くなりましが、2012年の振り返り。

2012年はようやく設計事務所としての
条件が整ってきた年だったと思います。

5年もやってきて何を言うかと思われるかもしれませんが、
私の実感としても、仕事の内容としてもそういう年でした。




昨年は、住宅の設計を進めながらも、
年頭までは店舗の改装や、多事務所でのプロジェクトに奔走する日々がありました。

GWの頃、左官職人の白石さんの尽力があって、左官のワークショップを開催。
このブログを見て来てくださった方との幸運な出会いもあり、
初めての試みでしたが、参加したみなさんが楽しそうで、今思い返してもやって良かったなと思います。
ボランティアのようなものですが、通常業務とは違った時間も、また良いものですね。
参加体験型のイベントを、ぜひ左官以外のテーマでもまたやりたいと思ってます。




また、春からは 非常勤講師の職をいただいた、京都造形芸術大学のスクーリングがスタート。
建築家から住宅設計の実務を学ぶ通信制の大学院で、東京の外苑キャンパスにて、
わたしは建築家の伊藤寛氏のスタジオで 学生さん達と共に、年に2課題の設計に取組んでいます。

日常の業務から離れた視点で、住宅設計というものに向き合う時間は、貴重。
通信制ですので、学生さんの年齢も社会的地位も様々なのですが、
スタジオで彼らの学びをサポートしながら、刺激とエネルギーをもらう一年でした。
京都、大阪、東京の4スタジオの先生方、学生さん達にも、感謝です。

今年は、自分の立ち居地を再確認して、より充実感のあるスクーリングにできればと思っています。




事務所の「通常業務」としては、
春頃、周辺の状況に揺さぶられるような時期を過ぎた後、
夏ごろからは、打合せを挟みながら、
ようやく仕事場に籠もって、実施図面を造り込む時間が長く続きました。



そして、このブログでも報告しましたが、年末になって地元札幌の住宅が着工しました。
設計をスタートしてから休み休み進め、気付けば足掛け3年…(待ってくださったみなさまに感謝*)
来年の春に竣工予定です。


*   *   *  


これまで、
足元を確認し、踏み固め、踏み固めたものをまた掘り返したり 周囲からみたら
何をやっているのか わかりにくい状況が続いていましたが
2013年は、目に見える結果を出す一年になると思います。
スピード感も、徐々につけて行きます。


現在は、現場が動いている札幌の他、埼玉と伊豆高原に住宅を計画中ですので、
順にここでまたご紹介できると思います。
埼玉は昨年末の打合せで基本設計が概ねかたまりましたが施主様の事情で、竣工はもう少し先の予定。
伊豆高原、年内に竣工をめざして進めています。


  *  *  *


今日、元日の野川縁を歩きながら、思い巡らせたこれからのこと。

これからスタートするプロジェクト、これまで進めてきたプロジェクトに共通にするテーマとして
「庭のデザイン」が浮かびあがってきました。

「庭園」は、掘り下げればそれだけでも深い一つの専門領域ですが、
空間をつくる大切な要素の一つ。
今年は、インプットとアウトプットを同時に行いながら、建築と庭が相互に影響し合って生まれるスペースを、目に見える形で提示したいです。

出張や旅行の折りに、先人が創った「庭」も見て歩きたいですね。
今年は、久々に旅行もしたい。夏ごろできたら良いな。これはプライベートな野望ですが笑。


ここからは、少し乱暴かも…
住宅以外にも、実は、インスタレーションのような仮設的な空間デザイン、展示空間、舞台美術にも関心があります。業務内容にはうたっていませんが、チャンスがあれば。


現代美術が好きなので、今年は、展覧会も見て歩こうと思う。
気付けば、最近すっかり遠ざかっていた。
そういう時間も大事にしつつ、毎日を楽しむことを自分に許す。
それが次の提案に活きるような、良い循環をイメージして。


胸のうちに、頭のなかにしまってきたことをオープンにして。
良いご縁と出会いがみなさまに(わたくしにも!)訪れますように。
やわらかであたたかい時間を分かち合う一年となりますように。

本年もよろしくお願い申し上げます。


20131.1.1 及川敦子
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by o-oik | 2013-01-02 00:29 | 日常