カテゴリ:風景( 20 )

「左近山団地」広場のオープニングイベント

先日の日曜日、団地の広場のオープニングイベントに行ってきました。薄曇りのもと、紫陽花の深い青紫が映える左近山団地は横浜市にあります。
今は緑豊かな環境ですが、今から50年ほど前には、造成された更地に建物がマッチ箱のように立ち並んでいたのですね。



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ランドスケープデザイン事務所のstgkスタジオゲンクマガイさんがデザインコンペで選ばれ実現した広場です。住民達が管理費を出し合ってつくることを決めた広場だそうです。
このイベントのために、住民と一緒に委員会をつくり、「広場ができたらやってみたいこと」を全部やってみよう!と詰め込んだおもちゃ箱のような楽しいイベントでした。
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芝ヨガ教室。カレーやコーヒーの屋台。(カレー美味しかった!)移動本屋さん。
ステージではトークイベントやバンド、合唱のコンサート。ピザ釜を使ってピザづくりワークショップ。薪割りや窯ごはんを炊いてみることのできる防災ワークショップ。バードカービングの実演。整体院のトラックライン(平均台のようなもの)やトランポリンのコーナーは子どもに人気。日本茶ワゴン。お抹茶の野点も人気でにぎわっていました。

わたしは今年の春から再加入したWHAISのメンバーとして、ワゴンで日本茶の販売と
暮らしかたのミニ講座をやらせて頂きました。
自分で組み立てをしての講座、学生さん向けではなく、一般の方が一生活者として楽しめるにはどうしたら良いか、短い講座ながら脳みその普段使わない部分を稼働して工夫してみました。どうだったかな。(「みなさん楽しそうでしたよ」と声を掛けてもらえたので、良かったことにしよう。)
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お昼過ぎに雨が降り出して、予定早めにイベントは終了。
これだけのイベントを実現するまで、準備は本当に大変だったと思います。
デザインして終わり。ではなく、住民の方達がスペースを実際に楽しんで使ってもらうために
ここまでエネルギーを投入して、まずは一緒にやってみてしまうのは凄い!
広場にみっちり「楽しい」を詰め込んだ賑わいが、これからも継続して流れが生まれると良いなと、応援したい気持ちになります。

   *  *  *

わたしのハイライトは、自分の講座、では無くバードカービング実演をされていた先生の、色付けの様子と小鳥の可愛さでした。ただ上手い、というのと違う。手の中で生命が宿ったよう。こっそり心の中で「相鉄線のミケランジェロ」と呼ぶことにします。(写真取り忘れたのがくやしい。)


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by o-oik | 2017-06-20 11:36 | 風景

夕桜

少し前になりますが、千鳥ヶ淵で見た夕桜。ひととき癒されました。
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by o-oik | 2017-04-16 21:49 | 風景

圓通寺の庭で

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圓通寺の借景庭園。

京都市街を北に離れた岩倉、東を向いたまっすぐ先に比叡山の山陰が映ります。google Mapで確認すると、視界には入らないものの比叡山の背後には琵琶湖が広がっているのですね。
その広がりにも繋がる庭だからなのでしょうか、モヤモヤはどこまでもすーっと吸い取ってくれるような、清澄なお庭。

造る側の視点で読み解けば、建築と、ランドスケープを一つに繋げる意図は明快で

生け垣の水平や、柱と樹木により遠近感を失わせる効果、海から運んできた岩、苔の広がりもすべてがあるものを想起させるべく、ですが決して押し付けがましさはなく、涼しい様子で効果をあげていました。

樹木と岩、苔、光。
時折苔のうえに遊んではまたどこかへ飛んでいく鳥の姿とその鳴き声。
葉擦れの音。

おそらくは、常にフレッシュで、浅く聞こえがちな言葉ですが、環境全体が「Art」。

「京都は庭のレベルが高い」と、昔北海道で建築を教わった先生が力を込めて言っていた意味を改めて考えていました。

  *   *   *

東から朝日が縁に射しこむ時間帯。
新緑の黄緑色の眩しさが寝不足の目にじーんと染込みます。良い時間が過ごせました。


(あたらしく人が入ってくる度に繰り返されていた解説テープは写真には映りませんので(笑)ここではナカッタことにしましょう。)


この連休は、修了式のため出張、翌日は午前中だけでしたが、久しぶりに京都での静かな時間を持つことができました。
夕方からの修了展の撤収はお任せしてしまって、そのまま東京へ、、ごめんなさい。
新学期、また行きますのでよろしく、と心のなかで挨拶をし、京都を後にしました。


このところ長いブログが続いたので、今日はこのくらいで〜。


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by o-oik | 2017-03-21 12:12 | 風景

11月の雪景色

お施主様が写真を送ってくれました。
11月にこの雪は、北海道でもめずらしい…。

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雪景色の「かみのっぽろの家」です。




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by o-oik | 2016-11-08 22:54 | 風景

京都三条白川

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盆休みに入る頃から、暑さが和らいだように感じます。
涼しい風にほっとしますね。

先日、講師をしている京都造形芸術大学の大学院の夏の合評会のため京都出張がありました。
住宅設計に特化した通信制のコースで、普段は明治神宮外苑のキャンパスにて月1回程度スクーリングを行っていますが、時折京都に足を運ぶ機会があります。
といっても、朝から缶詰で学校にいるので特に京都を楽しむ、ということもナイのですが。。

そんな中、先日は最近オープンしたばかりの横内敏人先生設計の「和久傳 丹」で朝食を頂くことになり、早起きして白川沿いをお店に向かう道中に出会った風景です。

朝ごはんは大変おいしく、是非今度はプライベートで行こうと密かに決意しました。
(白川沿いに建具を大きく開け放った、ふらりと入れるカジュアルな構えながら、朝取れの野菜を丹後半島から運んで供す、という味も空間も上質なお店でした。)

涼をお届けできましたら幸いです。
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by o-oik | 2016-08-15 09:18 | 風景

大原でも桜ー京都その1

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先週末は京都造形のオリエンテーリングのため京都へ。
そのまま週明けにも打ち合わせを予定していたので
ぽっかり空いた一日を大原探索で過ごしました。

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三千院のしだれ桜は空間に散る紅色の濃淡が美しく技ありという感じです。

園内の苔の手入れをされていた方にどのくらいの頻度で手入れをするのか聞いたところ、
頻度というか…広い園内を一周してもどってくると、また雑草やら芽が生えているので
ずっと廻っている。とのこと。これから梅雨時期は大変だそうです。

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帰りに寄った蓮華寺のお坊さんが言っておられたことですが、庭の手入れは、毎日の掃除が基本だとか。
坊主の仕事はお経を読んだり教典の勉強をしたりということは二の次三の次で、それよりもお掃除をすることなのだと。
大原から少し戻るところにある蓮華寺は、観光客も少なく、こじんまりとありました。紅葉の青葉に囲まれたフラットな池の水面が目の前に現れる静謐な空間。奥の書院に足を踏み入れたとたん、胸のあたりにあった「ざわざわ」がすっと引くのを感じました。その作用は、建築・庭が生み出したと同時に、たゆまぬ掃除の賜物でもあったかもしれません。

その2につづく…(予定)

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by o-oik | 2014-04-17 20:54 | 風景

砧公園の桜

桜の話題はちょっと遅いのですが
葉桜も良いなあ、と今朝駅の方まで歩く道すがら思ったものですから。
その「良いなあ」はタフで健康的な魅力が良いなあと。
満開の桜の世界はどこか幻想の次元に繋がっているしたら、
葉桜の魅力は地に足着いてる、生活力ありそうな魅力。
宴会が引けても構わず人生(樹だから樹生?)は続く、と。

一週間前の写真をデスクトップに置いて時々眺めているのですが
ここでもお見せしたくなりました。
満開の桜は美しいですね。
木の下にナニか埋まっていそうな迫力がありやはり毎年見に行かずには居れないです。
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by o-oik | 2014-04-11 12:54 | 風景

空気を洗う春の雨

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昨日、夕方短く雨が降ったあとの、空。
春の雨はありがたいし、本当に気持ちよいですね。
植物にとってありがたいのはもちろんですが
木や建物や道、それに空気を洗ってくれるのも
まさに恵み、という感じ。

雨上がりの空気はしっとりとして、
マスク無しで歩いている人々も
雨を吸った地面や木々も
皆ほっとしているに違いないと想像してしまった。

近年雨のありがたみもリアルになってきたな…
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by o-oik | 2014-04-05 20:25 | 風景

10年ごしの対面。

先日、6月最後の週末に 軽井沢のとある山荘を訪ねました。

10年前、大学の図書室でこの建築を見つけたとき「あっ」と思ったのです。
その「あっ」を頼りに、大学院生だった私は、ポートフォリオを抱えて 師匠の事務所を
訪ねたのでした。

なつかしいなあ。

竣工以来20年ぶりの、左官の補修工事の相談のため 山荘に滞在中のお施主様をたずねる一行に便乗させて頂いたのです。

一度実物を拝見したい。
私にとっては10年ごしの願いがかなった対面。

なにやら初恋の人に会いに行くような緊張のなか、
その建築は木立の中 あっけなく、存外に楚々としてたたずんでいました。

密度の高いデザインと注ぎ込まれたエネルギーは、年月がまるく整えたのでしょうか。
想像していたような、角々しさはまったく表に出ておらず
午後の木漏れ日が射すリビングには豊かな空間が流れていました。
20年前の師匠の、イタリア帰りの匂いを嗅ぎ取ることができる「洋風」の意匠がここかしこに。が、
それは、なによりも圧倒的な「土壁の空間」。

錆が出た土の壁は、これからも色を変えていくのだと思います。

静かだなあ。(と、この文章を書きながらもしばし軽井沢へトリップしてしまう。)

写真は、一面に苔むした庭。
白樺の木は、20年前に小さな苗木を植えたものが、今では建物の屋根に届くほどに枝を伸ばして
きれいな葉が苔の上に木陰をつくっていました。

庭の写真だけですけど、想像していただけますか?笑

その家(ひと)の名前は「追分の山荘」、といいます。

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by o-oik | 2012-07-07 15:11 | 風景

京都へ

新幹線のCMをアップしたから、というわけではないでしょうけど
急なハナシが舞い込んで、新幹線に乗って、京都へ行ってまいりました。

すばらしい出会いがありました。
充実した面談は昼で終わり、
少しだけ、京都の町を歩くことに。

四条通りの東のつきあたり、
祇園の八坂神社の門から、四条通を見返したところです。
行ってみて思い出したのですが、ここ好きなんですよね。
門の正面と、路に少し角度がついている構図が、とか
門のこちら側と、あちら側で、「聖と俗」のコントラストが
くっきりしているその様が、とか
理由はあれこれつけられるのですが
行く度にこの光景に見とれてしまう自分がいます。

前回来た時は友人の結婚式があったときで、確か八年前。。
夕暮れから夜になると、行灯みたいな明かりが灯って綺麗だったな。
今度は、ゆっくりと
また訪れたいです。

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by o-oik | 2011-07-04 22:22 | 風景