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カテゴリ:東埼玉の家( 12 )

東埼玉の家の3年点検

東埼玉の家の3年点検に伺いました。もう3年、でもまだ3年。外回りから順に見ていき、基礎や軒裏、外壁、モルタルにクラックが入っていないか等々。内部は建具など中心に、引渡し後に調整が入った箇所がありましたが、その後は不具合なくお使いいただいており、ほか内装に設備(中略)見て問題なく点検を終えました。

木製のデッキや板塀も、メンテナンスの再塗装を既に実践されていて、特にご指導をするような必要もなかったため、次は外装関係の経過をみながら10年後目途に気になることがあればとお話をしました。

ご主人手ずから入れてくださったお茶をいただきながら、何の話をしたのかというと、最近心奪われている音楽について・それから日本茶についてわたしばかりがしゃべっていた気がするなぁ・・。
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木が育ち、建物もその場になじんでいるように見えました。
写真が見切れていますが(ゆがんでしまいカットしたため)
板壁も妻側からだんだんグレー系に変色して良い感じに。
ここに来ると、時間の流れ方が穏やかになるような気がするのは設計者の贔屓目でしょうか、
相変わらずよい家でした。(笑)

↓以前、お施主様が書いてくださったレビューへのリンクを貼っておきますね。
 こんなに良く(!)書いてくださったというのに、人の目に触れていない気が…
 (ココもどうかという…)

もともと住宅メーカーで家をつくるつもりだったところから、気持ちが変わり
個人の建築家に設計を依頼したことや、頼んでみて良かった点についても
建築主の立場から客観的につづられています。
設計事務所に依頼するのってどうなの?と迷われている方には参考になるかと思います。
ぜひご一読ください。


by o-oik | 2019-09-12 08:58 | 東埼玉の家

東埼玉の家 一年点検

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先日一年点検に行って来ました。

写真を取り忘れてしまったので、画像は別日のものです。

帰りにお施主さまから頂いたおせんべいも写真撮らずに皆食べてしまった!
バリバリと美味しく頂きました、ありがとうございました。

東埼玉の家 一年点検_e0132960_11065860.jpg

さて、、一年点検。

住み始めてから最初の一年間は、構造や建具など、木が乾燥して大きく動くときなので

調整が必要になるもので、1年点検では家中をチェックして調整の必要な箇所を確認します。

ちょこちょこと手直しをしてもらいながら、迎えた一年点検だったので、今回工務店さんにお願いしたのは石膏ボードの塗装部分の割れと、経過観察中の建具調整、など。(想定内で良かった。)


乾燥収縮を覚悟していた表しの梁と垂木の取り合いなども、気になる透きはなく
無垢杉と桧を使ったフローリングの状態も、良好でした。

乾燥による反りや透きは、しっかり乾燥した木材を使うことで防げるのですが、
(二ノ宮木材さん、岡部材木店さんの仕事によるものです。)

放射式の冷暖房、ピーエスを入れて4シーズンを過ごした結果、温度や湿度の変化がマイルドだったことも、良い方向に作用したのではないか。というのは監督さんの見立て。

それにしても、夏のピーエスは特に心地よさが際立ちますね…。「放射」を利用しているので風はなく乾燥しない、室内に動力がないので音もせず、静か。良いなあ(笑)。

外回りでは
軒天井、基礎や外壁のモルタルにクラックが入っていないか?など見て廻り

デッキの塗装は、竣工後の再塗装は1回目は早めにやっておくと、
その後の持ちが良くなりますよ、という話をし
外壁に張った杉板も、木口を中心に塗装をおススメしてきました。
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中庭は、ひと夏超えて、写真の頃よりシダが繁茂しミニジュラシックパーク的な様相を呈していたのですが、竣工時の砂漠状態しか見ていなかった監督さんの「別世界ですね」との一言は妙に嬉しく「ふふ。そうでしょそうでしょ。」口には出さなかったものの、密かに得意な気持ちになりました。お施主さんも同じように感じていたのではないかな。そうだったら嬉しい!





by o-oik | 2017-09-19 12:54 | 東埼玉の家

【東埼玉の家】中庭にイロハモミジが入りました

冬至ですね。今年も残すところあと10日、
「良いお年をお迎えください」と年末のご挨拶を交わす場面も
ちらほら出てくる頃でしょうか。

更新が遅くなってしまいましたが、今月の頭に樹木の位置決め立ち会いで
東埼玉の家に足を運びました。

中庭のイロハモミジは紅葉した姿で登場。
【東埼玉の家】中庭にイロハモミジが入りました_e0132960_11314224.jpg

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モミジの足下にスナゴケ、フッキソウを植えていきます。この季節は根だけになってしまう野草も数種、植えられました。春は賑やかになりそうです。
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寒さを忘れ、植栽工事に立ち会ううちに気分が高揚している自分が居ました。

植物にとっては、冬に向かうこの時期は移植に適したシーズンですが、落葉樹は既に葉を落とした状態であることを思って、寂しい風景になるのでは…と実は心配もありました。それは全くの杞憂で、植物が共にあることで、春を心待ちにする気持ちが自然と沸き上がってくるのですね。

葉を落とした枝も、良くみれば既に春に備えて花芽が沢山ついている。植栽が入ったことで、「急に家が活き活きしますね」とお施主さまも効果を感じられたようで、改めて植栽の力を実感する一日となりました。




by o-oik | 2016-12-21 11:58 | 東埼玉の家

【東埼玉の家】中庭の石工事が進んでいます

【東埼玉の家】中庭の石工事が進んでいます_e0132960_10230973.jpg

先週末より、中庭の石工事が始まりました。

平場はゴロタ石を「土決め」というモルタルを使わない方法で並べます。雨水が浸透するので、頻繁に使う場所でなければ、時間の経過と共に自然な風合いが出やすい方法だとのこと。石の自然の形を活かして組んでいく仕事を、福樹園の諏訪さんは「根気が大事」だと話してくれました。
職方さんたちは多めに準備したゴロタ石の中から「なかなかちょうど良い石がないんですよ〜」といいながらも、石をあてたり外したりしながら、コツコツと並べていきます。


【東埼玉の家】中庭の石工事が進んでいます_e0132960_10224395.jpg

ゴロタの平場が完成。今回使った川石は少し青みがかった綺麗なもので、見ているだけで癒されるようです。

飛び石の位置も、お施主様に実際に渡ってもらって、見え方も併せ微調整。
来週からは、植栽に入ります。

冬場の工事ですので、本当の「完成」は春の芽吹きを待つ事になりますが、お施主さまには新しい家での生活のなかで、ゆっくりと待つ時間も楽しんで頂けたらと願っています。

(そういえば、まだ夏の熱さが残る引き渡しの折に、すでにお施主さまより「来年の秋の紅葉の時期が、この家の本当の完成」という言葉も頂いていたのでした・・・わたしが願うまでもなく、きっと楽しんでいただけることでしょう!)

by o-oik | 2016-11-30 10:56 | 東埼玉の家

中庭のイロハモミジを求めて



東京もすっかり秋の気候ですね。

9月のお引き渡しだった東埼玉の家、まだまだ夏の暑い時期だったため、
造園工事は間を置いて秋の涼しい気候のなか行うことに。

建築の着工前から、設計と平行してどんな樹木をどこに植えるか、相談してきましたが、
ようやく動き出すところまで来ました。

先日、お施主さまのご家族と、デザインでご協力いただいているクジラランドスケープの高橋さん、造園の庭・福樹園 諏訪さん夫妻に、建築から及川も連れ立って、埼玉県内の圃場を廻ってきました。

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巨大な植木鉢の列に、テンションが上がります。樹木を育て管理している圃場は、樹木を生産する農家のような処です。造園屋さんが、樹木を探しに来ることはあっても、個人の庭のお施主様が来られることは珍しいそうですが、ご主人の希望もあって高橋さん諏訪さんにセッティングして頂きました。

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最大の目的は、中庭に植えるイロハモミジを見つけること。


今回のように中庭に植えるようなケースでは、
樹木として、勢いがある良い木であるかに加え、
空間とのバランスを考慮して選定することが大切になります。
(そして、最後の決定打は、「この樹だ」とピンとくることだと思います。)

圃場の方のアドヴァイスを伺いつつ、

中庭の広さに対し必要な大きさや、目線を低くしたリビングから見たときにも丁度良く枝葉がみえるか?などの観点から、私からも助言を。

また、「単幹(たんかん)」か「株立ち」かによっても立ち姿は大きく変わります。
始めは単幹のモミジに惹かれていたご主人ですが、
最終的には2件目の圃場で諏訪さんが見つけてくれた
株立ちのものを気に入ってくださり、その日の最大の目的は無事達成することができました。

リビングからの低めの目線からでも枝振りを楽しめそうな、株の多いイロハモミジ。
株立ちのものは、自然の樹形を活かして剪定もしやすいそうです。
庭の完成がますます楽しみになりました。


   *  *  *


その後は、ご自宅に移動して、使う石のサンプルを確認しつつ、
見積もり調整とデザインの確認をしました。

オープンハウス以来、初めて訪ねた東埼玉の家でしたが、
家具や絵画も納まって、居心地良さそうに整えられているのに感激しました。

「家は人を元気にする力がある」と確信を深めることにもなった一日。
改めて、ご依頼に応えることができた幸せを感じました。
本当にありがとうございます!そして、これからもよろしくお願いします。
(と、今度お施主さまに直接伝える事にしましょう・・・。)



by o-oik | 2016-10-25 11:21 | 東埼玉の家

『竣工』ロス 

『村野藤吾先生が、建築をつくるのは娘を育てるようなものだ。手しおにかけた娘を嫁にやるような気持ちで落成式にいつも出席するのだが、大切に扱って貰えるといい所へ嫁がせたと安心すると言っておられた(以下略)』 (建築文化7909より)


吉阪隆正さんという建築家が、自身が設計した八王子セミナーハウスを発表した際に、
自分にとってはまさしくセミナーハウスがそういった例だと言って、1979年に雑誌に寄せた文からの一節です。
今週末の見学授業の準備中この文章にゆきあたり、I先生と「まったく同感ですね」と
住宅の引き渡しに落成式はまず行いませんが、建築家のハシクレとして私も共感をした一文です。(ざんねんなコトに娘を嫁がせたことはナイですが、、)


エネルギーを注ぎ、色々な方達と協力して完成させた家を引き渡した後は、安堵とともに空虚なサビシさがあるもので。(私は「竣工ロス」と呼んでいます。笑)
嫁ぎ先から連絡を頂くと、「何をやらかしたか」と焦ったり、まだ日が浅いせいもあって、嫁に行ったあとも気になって仕方ありません(笑)。嫁に行った娘を訪ねる日を楽しみにする今日このごろです。


大事にしてもらうんだよう。

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娘(東埼玉の家)の写真 その1

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その2

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その3  

今は植栽の準備中。庭の完成が楽しみです。
by o-oik | 2016-10-06 15:08 | 東埼玉の家

上棟式は屋根が掛かってから

GWを利用してブログまとめて更新、のつづき。
2週ほど前に遡り上棟式のことを少しご紹介。

     *    *    *

上棟式は建て方の当日に、直会(なおらい)は大引に座って、合板をテーブル代わりにやるものだというイメージが染み付いていたのですが、(←古い人の発言・・?)
昨今は屋根や床下地の合板を張ってからやるものに変わりつつあるようです。

お施主さまのご厚意で、先日上棟式を執り行うことができました。
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シンプルな御幣(ごへい)。白い紙の紙垂(シデ)の巾や黒い線の太さも決まっているんだ、とは大工さんの言。達筆で、3者(施主、施工、設計)の名前も入れていただきました。
建物の小屋裏に納められ、年月が流れ誰かがそこを覗く日まで家の繁栄を見守るのだな、名前が残るのだな、と改めて気がひきしまる思いがするものです。

榊を飾り、お供えした米塩酒でまず「四方清め」を。
お施主様、設計、棟梁で撒いてまわります。(設計のワタクシは塩撒いてたため写真はなしで!)

工務店さんが紅白の幕まで用意してくださり、まだ骨組みに屋根下地が完成したばかりの現場に、めでたそうな空間が出現。
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椅子がある…  テーブルクロスまで…!
軽くカルチャーショックを受けました。笑

儀式がおわると、直会(なおらい)へ。
工事を担当してくれる監督、職方さんから順番に自己紹介など。設計、お施主様も一人ずつ挨拶。

地鎮祭は、「土地の神様の為」に行う儀式の意味合いが強く、神主さんを呼んで儀式主体で行いましたが
上棟式は、工事に関わる「人間のため」に行うもの。もちろん、御幣に供え物をし、儀式も行いますが、神主さんを呼ぶことまではしないのが一般的。お施主様から「よろしく頼みます」というメッセージを、上棟に関わった関係者に伝えるコニュニケーションの機会としての意味合いが強いものです。家が完成してからも付き合いの長くなる電気水道設備の施工担当者も参席、施主さまのお気遣いをいただいて、良い時間が過ごせました。

地鎮祭も、上棟式も、必ずやらなければならない、というモノではありません。行う場合も、手土産やご祝儀はどうする、といった「定型」に必ず従わなければならない、というモノでもないと思います。
もちろん、思い切り「型」に乗ってみるのも、やはり喜ばれるものですが…!
いずれにしても、気持ちを伝える、という本来の目的が達成出来れば、どんな形でやっても良いものではないでしょうか。

さて、上棟式の最後は、鳶の親方の良い声の、木遣り節に聴き入った後、
工務店さん伝来の「上棟祝い歌」があると聞いていたので、思い切ってリクエスト。「長いので1番と5番だけなら」と応えてくださいました。

お祝いの場の歌は良いものだな〜と、感じ入りつつ耳を傾けました。
by o-oik | 2016-05-03 23:25 | 東埼玉の家

材木工場に行って来ました2

二宮木材の工場視察のレポートのつづきです。

乾燥釜。「芯持ち材」と「芯去り材」で温度を変えるなど、3種類の窯を使い分け。
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丸太から剥いた樹皮を粉砕し、バイオマスボイラーの燃料に。
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蒸気を3つの乾燥窯に送りこむ、大掛かりな装置です。


八溝山系の地理条件から、放射性物質の影響が気になるという方もいるかと思います。
検索した記事なども眺めると、自前の測定器で、八溝エリアの杉材から放射性物質が検知されないか確かめている方も居るのですね…。「シロ」の測定結果も参照、皮を剥くので木材に影響は出ていないと判断しての視察ではありましたが、あえて二ノ宮社長に正面から質問をぶつけてみる…。

「樹皮からは少し出ますよ。」
安全性について、さらに問うてみると
「毎日これを食べ続けたら、影響があるかもしれないですね!」
…毎日木の皮食べたら、別の意味で身体に影響がありそうな。

お施主様の了承があっての採用ですし、同じ国産でも、遠方の材を使う選択肢もありました。(こと食べ物に関して同じことが言えますが、それぞれ独立した個人として判断があることでしょう。住まわれる方の希望に添うのは大前提です。)

さらに言えば、現場に入ってくる時の、製品の値段だけ比較すれば、外材のホワイトウッドの方が安い。ただ、そこで掛かる輸送コストを、「消費エネルギー」で比較すれば、極力地球への負荷が少ない近くの材を使うのが理に叶っていると考えています。

プレカット山二の担当川村さんと関係者のご厚意もあり、二宮工場視察が実現しました。
疑問も解消、足を運んだ甲斐があった!一日でした。ご同行してくださったみなさま、半日お付き合いいただいた二ノ宮社長に感謝。

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リビングの化粧垂木は、一回り大きな材を指定の材寸まで落として貰いました。
化粧用の材の節の程度など、確認し…。

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中庭に面したリビング。
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と、母屋の吹き抜け。八溝杉のあらわしの梁が納まりました。
光を柔らかく反射する杉の素材感が、内部空間の主要な構成要素となるように、計画しています。
by o-oik | 2016-05-02 12:34 | 東埼玉の家

材木工場に行って来ました 1

やまぼうしにツツジが花盛り、昨日GWの初日は気持ち良い晴天でしたね。現場も本日、日曜からはお休みに入り、ほっと一息つきたいところ。
貯めていた雑事やらをきれいに片付ける目標を掲げつつ少々間が空いてしまったブログ更新。

上棟前に時間を巻き戻し、プレカットの担当の方からの紹介で、杉材の化粧梁や柱を今回入れることにした栃木県の二宮木材さんの工場視察の模様をばご紹介します。
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八溝杉の名で知られる栃木、茨木、福島に跨がる八溝山系の杉材を扱う二宮木材さんは、創業昭和22年。5代目という二ノ宮社長の案内で場内をまわりました。
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小雨降る中、八溝杉の特徴を伝えようと、丸太を前に熱の籠った解説。
始終、解説のトーンからは、八溝の杉が好きでたまらないという想いが伝わってきます。

木目が素直で、狂いにくく、大径木も豊富という八溝杉、秋田杉などのブランドに比べると耳慣れない名前かもしれませんが、実際に現場に入ったものを見ても、色味木目ともキレイな材を集めているようです。
国産の杉を住宅に使うことが今のように選択肢として定着する以前からの取り組みが実を結び始めたことに確かな手応えを感じて居るという話も聞け、これから徐々に生産量も増やして行こうという勢いが感じられました。


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柾目の材は、人の目で見て挽き方をコントロールできる大鋸(おおのこ)を付けた機械で加工します。

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柱や梁材は、最大で6mの材まで加工のできる自動運転の機械にて。
柱材は60年生の丸太から、梁材は80年生の丸太から加工しているとのこと。今回は一部6mものの梁も入れてもらいました。(となると、80年は愛着を持って住み継いでいただけるような家でありたいもの・・!です。)

丸太から落とした周囲の「白太」部分(比較的柔らかい辺材)は、羽柄材(間柱などの下地材)や内装用の羽目板に加工されます。一方、丸太の中心を含む「赤身」部分は、梁や柱材に加工されます。赤身は白太に比べ、腐朽にも強く、構造材のほか、外装材にも向く材です。
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2本の鋸が入って、柱が3本できあがり。

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材に応じて高温、中温、低温の3種類の温度の窯で人口乾燥をかけ、その後は倉庫で待機。(昨今はバイオマスボイラーが主流で、重油を焚くことは無いのだそう。)
梁材のストックが豊富で、今回案内していただいた工場の他にも、備蓄用の倉庫を所有。様々なオーダーに答えられるような体制を造っているそうです。変わった材寸でも応えますという姿勢がなんとも頼もしいです。 (その2につづく)
by o-oik | 2016-05-01 18:44 | 東埼玉の家

上棟しました

雨で一日順延となりましたが、先日大安の花曇りの空の下
上棟しました。

南西の角地に建つ家なのですが、周辺に圧迫感を与えないよう
南の道路側は平屋建て、中庭を挟んだ北側に2階建てのボリュームを
配置しています。
軒高を押さえたボリュームも、どうやら周辺に上手く溶け込みそうで
一安心です。


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柱が立ち上がって、小屋梁を掛けるシーンを中心に、
お施主さまご一家も一緒に見学。
棟梁の指示で、手際よく架構を組み上げて行く
職人さん達の晴れの姿を見ていただくことが出来ました。
ひときわ、梁の上を身軽に歩きまわる鳶さんたちの姿や
絶妙な位置と角度に梁をセットしていくクレーンの操縦技術にも
感心されたようでした。
下の写真は、仕事が一段落して、梁の上で談笑する鳶さん達…。
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リラックスぶりが伝わるでしょうか…

打ち合わせでタッグを組んでくれたプレカットの担当者も
足を運んでくれました。
杉の垂木、梁を表しにしたため、化粧面の指定や、
金物が見えないような納まりを
考えたりと、打ち合わせにもエネルギーがかかっています。

大工さんが現場に乗り込んで来て、いよいよ本格的に現場が始まった…と
気持ちが引き締まります。
先週は屋根下地施工の確認と、早くも設備の打ち合わせで、現場には2回を運ぶことに。

竣工する夏まで、定期的にご報告できれば…と思います。
by o-oik | 2016-04-11 18:22 | 東埼玉の家