エミリー・ウングワレー展

行ってきました。
アボリジニが生んだ天才画家。
なくなる前の8年間に3000点の作品を生み出したのだという。
白人の入植によって10歳のころユートピアと呼ばれる故郷の地から離れることとなり、
再び故郷に戻ることができたのは60歳を過ぎてからだと年表にある。

故郷をテーマに繰り返し繰り返し、圧倒的なパワーで絵筆を運び続けることができた原動力は
何なのだろうか。
表現してもし尽くせない、再び故郷の地に舞い戻ることができた喜びの大きさ。
離れることを余儀なくされた渇望が根底にあるのでは。
などど分析を始めている自分に気付いて、反省。

ごくごく自然な「祈り」の行為として、キャンパスを埋めていったその結果が
「作品」としての国際的な評価や「億」の評価に置き換わっていく。
芸術には健全な需要があるものだということが(当たり前ながら)新鮮な発見でした。

創作の苦悩、なんてものは そこにはないのだなぁ。
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by o-oik | 2008-07-23 21:36 | 展覧会


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