冬至ですね。今年も残すところあと10日、
「良いお年をお迎えください」と年末のご挨拶を交わす場面も
ちらほら出てくる頃でしょうか。
更新が遅くなってしまいましたが、今月の頭に樹木の位置決め立ち会いで
東埼玉の家に足を運びました。
中庭のイロハモミジは紅葉した姿で登場。


モミジの足下にスナゴケ、フッキソウを植えていきます。この季節は根だけになってしまう野草も数種、植えられました。春は賑やかになりそうです。

寒さを忘れ、植栽工事に立ち会ううちに気分が高揚している自分が居ました。
植物にとっては、冬に向かうこの時期は移植に適したシーズンですが、落葉樹は既に葉を落とした状態であることを思って、寂しい風景になるのでは…と実は心配もありました。それは全くの杞憂で、植物が共にあることで、春を心待ちにする気持ちが自然と沸き上がってくるのですね。
葉を落とした枝も、良くみれば既に春に備えて花芽が沢山ついている。植栽が入ったことで、「急に家が活き活きしますね」とお施主さまも効果を感じられたようで、改めて植栽の力を実感する一日となりました。