材木工場に行って来ました2

二宮木材の工場視察のレポートのつづきです。

乾燥釜。「芯持ち材」と「芯去り材」で温度を変えるなど、3種類の窯を使い分け。
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丸太から剥いた樹皮を粉砕し、バイオマスボイラーの燃料に。
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蒸気を3つの乾燥窯に送りこむ、大掛かりな装置です。


八溝山系の地理条件から、放射性物質の影響が気になるという方もいるかと思います。
検索した記事なども眺めると、自前の測定器で、八溝エリアの杉材から放射性物質が検知されないか確かめている方も居るのですね…。「シロ」の測定結果も参照、皮を剥くので木材に影響は出ていないと判断しての視察ではありましたが、あえて二ノ宮社長に正面から質問をぶつけてみる…。

「樹皮からは少し出ますよ。」
安全性について、さらに問うてみると
「毎日これを食べ続けたら、影響があるかもしれないですね!」
…毎日木の皮食べたら、別の意味で身体に影響がありそうな。

お施主様の了承があっての採用ですし、同じ国産でも、遠方の材を使う選択肢もありました。(こと食べ物に関して同じことが言えますが、それぞれ独立した個人として判断があることでしょう。住まわれる方の希望に添うのは大前提です。)

さらに言えば、現場に入ってくる時の、製品の値段だけ比較すれば、外材のホワイトウッドの方が安い。ただ、そこで掛かる輸送コストを、「消費エネルギー」で比較すれば、極力地球への負荷が少ない近くの材を使うのが理に叶っていると考えています。

プレカット山二の担当川村さんと関係者のご厚意もあり、二宮工場視察が実現しました。
疑問も解消、足を運んだ甲斐があった!一日でした。ご同行してくださったみなさま、半日お付き合いいただいた二ノ宮社長に感謝。

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リビングの化粧垂木は、一回り大きな材を指定の材寸まで落として貰いました。
化粧用の材の節の程度など、確認し…。

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中庭に面したリビング。
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と、母屋の吹き抜け。八溝杉のあらわしの梁が納まりました。
光を柔らかく反射する杉の素材感が、内部空間の主要な構成要素となるように、計画しています。
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by o-oik | 2016-05-02 12:34 | 東埼玉の家


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