1年点検に行ってきました。

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GW明けすぐに、昨年春に竣工した住宅の1年点検があり、行ってきました。
1年点検というのは、新築してまもない住まいを1年間使用してみて実際にどうだったか?
建て主さん、施工者、設計者の3者が久しぶりに顔を会わせて行う反省会のような一面もあります。

建物が竣工して最初に迎える春、夏、秋、冬。
冷暖房を行う夏と冬を過ごし、湿気や乾燥にさらされ、
竣工後、木造の場合とくに建物が「動きやすい」時期なので、補修や調整が必要な箇所が出やすい、家にとって試練の時でもあるのです・・。

やはり無垢のカラマツの構造材は収縮がありましたが、仕上げも同材でまとめていたため、あまり気にならないとのこと。(本当です!)

外装も、ビスでしっかり留めていたこともあって、落ち着いていました。一般的な厚さより厚くしたのも効を奏したのではないかと。
(同じ材質でも、板厚が大きい方が反りにくいのです。)

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今回は一部塗装のタッチアップと、建具補修をすることに。

一通り廻ったあとは、最後に点検したロフトスペースで3者車座になり、世間話をして点検は修了しました。

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    *  *  *

無垢材は肌合いが柔らかく、吸湿性があるほか、リラックスさせてくれる魅力がありますが、乾燥や湿気で動いたり、傷がつきやすかったりと、完全にコントロールできない部分があります。

もともと水分を吸い上げて育った生物なのですね。

木の収縮度合いにもより、あまり大きいのは困りますが、
無垢材を使いたいと考えておられる方は、「木は動くもの・・」とおおらかに構えて見守るような心持ちで家とつきあって頂けたら嬉しい、と思うのです。

(全て集成材、突き板や複合材でやりきるのがスマートかもしれないけれど、手間のかかる子が魅力ってこともありますよね・・笑)

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ピントが合っていませんが…お庭のムスカリです。
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by o-oik | 2014-05-13 13:23 | かみのっぽろの家


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