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キッチン・台所について


キッチン、お台所について

料理をすることは、家のなかでかなり重要な営みであります。
肉や魚や野菜や、、食材を、火と水を使って、手を使って
洗ったり、刻んだり、煮たり、焼いたり。
湯気が上がって、炎を大きくしたり小さく絞ったり。
命をつなぐ要、といいますか。
料理をする人も、その光景も、まるごと美しい一枚の絵のようなものだなと
思います。
心を込めるとおいしくなったり。
ある人が創ると、とてつもなくおいしくなったり。

料理という不思議にまだまだ知りたい、という好奇心が沸いて止みません。

唐突なようですが。
当事務所では、IHクッキングヒーターをお薦めしていません。
特に、若い女性(丁度お腹の高さになる)や小さなお子さん(丁度頭の高さになる)
がいらっしゃる家庭において。
特殊な事情や、お住まいになる方が比較的高齢であるケースについては
この限りではありませんが
「特にこだわりはありません~」
というお施主様は漏れなくガスコンロにしましょうという提案を受けることになるでしょう!

電磁波の人体に与える影響が認められるかについては、
科学的・社会的にコンセンサスが得られている状況とは言えません。
とはいえ一方、安全であるとする理由が「ガイドラインの値を超えない」から、というのでは
どうにも納得が行かない。
そういう言い方では納得できないのです。原理的にかくかくしかじか、
と説得されれば翻ることもあるやもしれませんが。

登場から20年程度、、普及し始めたのはここ10~15年であるこの機器とどうつきあうか。

少なくとも、ガイドラインが必要になる程度に、本来的に避ける必要のあるものであることだけは確かなようだというのが
私の捉え方です。
(ちなみにガイドラインとは「○○cm以上はなれたときに○○ガウス以下であれば安全」、というもの。)

「理屈と軟膏はなんにでもつく。」

ものすごく乱暴な言い方をすれば
IHは好きじゃないのでお薦めしていません。
個人の設計事務所の方針を述べるのに
適切な言いざまではないような、、いや、これ以上はないというくらい適切なような。。
人間、行動を決めているのは好悪の感覚、あるいは直観ではないでしょうか。
理論、データは直観を補強するものを取捨選択して各々の世界観を安定させているのではないかな。

自分にとって大事な人たちが住む家にはIHを薦めないし、
そうであるならば、お施主様にお薦めしないのも自然な考え方だと思っています。

ここまでと致します。
今日は立春で外は良いお天気です!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
by o-oik | 2012-02-04 11:00 | 住まいにまつわる私の考え


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