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住まいにまつわる私の考え -プロローグとして-

「住まいにまつわる私の考え」

…というタイトルのカテゴリを作りました。
長い。もっと別の表現が良いと思えたら、
また修正します。カテゴリ自体の整理見直しも必要だな。。

独り言のような書き出し恐縮です。

年頭の抱負を実行する第1歩として。
この新しいカテゴリーで、これから折々に浮かんだことを
書いて行きたいとおもいます。

「住宅」、ではない、「住まい」という表現には、
ひとの生活を包括する広がりをイメージさせる懐があるように感じます。
「建築」のフレームにとどまらず
食や生活習慣に及ぶような、ゆるい広がり。

今の私自身の生活に染み込んでいる習慣・考えは
修行時代に始まり、実に、これまでに出会ってきた
お施主様が教えてくださったことの影響が重なって
作り上げられたものであります。
もちろん、育ててもらった両親からもらったものが
ベースなのですが、「施主」さんというのは
次々と現れては、新しいことを教え、去ってゆく。。
ので、年々その影響が大きくなるのでしょう。

あるとき、そのことに気づき
勉強させてもらってきたことをありがたいと感謝するとともに

設計事務所などを開設し、人様よりも余計に家について
エネルギーを注いでいると思われる自分が
こういった場で
「私見」を述べてもばちは当たらないだろうと
思われました。
どうどうと、公共性のある場(ブログもそうですよね)で
私見を述べよう、なんて思えたのはたぶん初めてのことです。


家という範疇を超えるものもあるやもしれませんが
おすそ分けの気持で、少しでも届く方がいれば十分。
幸せこの上ありません。


プロローグの結び、といってはなんですが。
先日、家中にある化学合成洗剤を全て処分しました。
以前から、住居用洗剤は極力使わないようにはしていたのですが
洗剤がないと落ちないような汚れがあるかもしれないし…と
捨てられずにいたものです。
それを、まとめて全て処分し、
はっきりとわかったことがあります。

環境に良いことは、環境のためじゃない。
自分のためだ。

環境のためとか自分の口から言うのは、偽善めいていて
好きじゃなかった私ですが。。

環境と自分は同じもの。
同じ趣旨の文章を読んでも、
「そんなかっこいいこと言っちゃって…」
と横目で見ていた自分が同じ事を言ってしまっています。

環境を大事にすることは、自分を大事にすることです。

言葉がまだ熟しておらず、一割も伝わっているかどうか
心もとなくはありますが。
排水溝から化学物質を流さなくても良いのだということが
人を身軽にさせてくれる、実感がありました。

良いタイミングで、やってみていただければ。。


         *    *    *

ちなみに。
説明すると長くなってしまうのですが
修行時代に勤務していた伊藤寛アトリエにて担当させていただいた
お施主様に「化学物質過敏症」患者であるご夫妻がいらっしゃいました。
ご夫妻の生活についてまわるさまざまな苦労を拝見し
学ぶ中で

洗剤に含まれる成分が、患者さんが避けなければならない性質の
本質的に害のあるものである。

ということを知識じゃなくて、事実として知ったことが、ひとつのきっかけとなったのは確かです。
当時担当させてもらったなかでも
特に苦労した仕事であったこと、まだ記憶に残っていますが
このご夫妻から学んだことは、今の自分のベースみたいなものに
なっていると言え、感慨深いものがあります。。

今日はプロローグでした。
少しずつ、書いていきます。


【化学物質過敏症】
化学物質過敏症、とは何かについては、別の機会にまた説明したいと思いますが
花粉症を例にすると分かりやすいかもしれません。
人それぞれ、大きさの違う器をもっていて、その器が一杯になると、
その先はごく微量の花粉でもさまざまな症状がでてしまうというメカニズム。
花粉を化学物質に置き換えると
患者さんは、化学物質の器が一杯になってしまっており
ごく微量でも症状がでてしまう。身体がこわばったり、寝込んでしまったり。
症状は様々です。
by o-oik | 2012-01-21 18:57 | 住まいにまつわる私の考え


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