葉山にて

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先日 古賀春江(こがはるえ)という人の「窓外の化粧」という絵を
見なくてはならないような気になり、
葉山の美術館に行ってきました。

神奈川県立近代美術館の葉山館は、一色海岸を見下ろすロケーションで
展示室から中庭を挟んで建つレストランからは日が沈む海なども臨め 大変ヨロシイ。


陽が短くなった所為か、すこし傾きかけただけでも
黄色い成分がずいぶんと強く感じられる その午後の光が海面に反射している。

波間にプカプカ浮かんでいるサーファーの黒いシルエットを
ぼんやり眺めながら。


あのようなきれいなモノ(海)に体ごと入っていって
波に向かっていって。
気持ち良いんだろうな。

…と、思った。


何回でも波に向かうウェットスーツの黒い人たちには
まったく飽きるという様子がない。

路行くお兄さんの表情は物凄くすっきりしていて。



展示室のなかで感じた画家の焦燥感とは
対照的な世界だ。

画業を残しながらも
次々と新しい画法を勉強して、画風を変えて。
彼は何に追われていたのだろう?
きっと苦しかったに違いない。

葉山の黄色い海を目の前に、
短い人生だった古賀春江という人の執着がなんだか哀しかった。


■「古賀春江の全貌」展
 11月23日(火・祝)まで
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2010/kogaharue/index.html#detail

■女性建築プロジェクト-WHAIS-ブログリレーに投稿しました。
 よかったらこちらも覗いて行って下さいませ。
WHAISブログ
by o-oik | 2010-11-15 21:45 | 展覧会


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