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銅の家訪問。

昨日は、新宿オペラシティの「木童」ショールームに朝から集合。

屋根の上にニラが生えた「ニラハウス」で有名な
藤森照信氏+大嶋アトリエ設計のコッパーハウスを見学するべく集まったのだ。
連・建築舎の伴現太氏は打合せを兼ねて大阪から、
木暮洋治建築研究所の木暮洋治氏、
建築修行中のN国嬢が顔をそろえているところに遅れて(!)及川到着。

藤森さんの設計に木童が木材を出しているとのことで、
木童が今回のオープンハウスの主宰。

ちなみに、木童さんは全国から探した産地の良質の国産材を
建て主や設計者に紹介している会社で、
産地と設計者の間に入り、
どのくらいの材が必要なのか、といった情報を 切旬(きりしゅん)の前に産地に伝えたりと、
コミュニケーションをとって、国産材を扱いやすくするポジション。
山の継続性をベースに据えた視点には 私も関心を持っています。

木童の雲林院(うんりいん)さんの解説で、
様々な材種や厚みの床材や構造材の展示を一通り見学。

杉、赤松、桧、カラマツに混じって関東ではあまり見かけない「ツガ」の床材も。
ツガというと、白っぽくボソボソして水によわい「米ツガ」が思い浮かびがちだけれども
国産のツガは木目も鮮やかで艶があり、赤みがかった密度の高い材でした。

本題のコッパーハウス(銅の家)は、
新品の十円玉のようにまぶしい姿の想像を裏切って、
すでに酸化皮膜がかかったマットな色調。
そのうちに緑色の家になるのだろうか?

晩はMジも合流して交流会。

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by o-oik | 2009-04-20 18:09 | 建築


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