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『間取りのすごい新常識』(エクスナレッジ刊)に掲載されました。

新年明けましておめでとうございます。
ご挨拶が遅くなりましたが、お知らせです。


間取りのすごい新常識 #エクスナレッジ 刊行 が出版されました。

当事務所からも数点協力させていただきました。『建築知識』の書籍化にともない、ひとつひとつの
図面やイラストも見開き毎に大きくなってとても見やすいです。

写真やイラストも使い、トピックごとにわかりやすくまとまっています。それぞれクライアントとの打ち合わせのなかから生まれた設計事務所のアイディアが詰まった一冊。


中規模の書店の建築コーナーなどに置いてあります、
書店でぜひお手に取ってご覧ください。

#設計事務所とつくる家
#建築家とつくる家
#本

『間取りのすごい新常識』(エクスナレッジ刊)に掲載されました。_e0132960_11595092.jpg



# by o-oik | 2021-01-13 12:01 | お知らせ

情報サイトSUUMO(スーモ)に当事務所が取材協力した『家を建てるなら平屋?2階建て?』の記事が公開されています。

情報サイトSUUMO(スーモ)に当事務所が取材協力した『家を建てるなら平屋?2階建て?』の記事が公開されています。_e0132960_10173319.jpg

住宅・不動産購入をサポートする情報サイトSUUMO(スーモ)に、当事務所が取材協力した『家を建てるなら平屋?2階建て?お金や暮らし方などメリットとデメリットを徹底比較』の記事が公開されています。

費用、必要な土地の広さ、暮らしやすさ(安全性やプライバシー)、家事や生活の利便性、税金やメンテナンス費用
といった基本的な5つのポイントから、平屋と2階建ての特徴がまとめられています。

これから家づくりをお考えの方のご参考になるかと思います。
よろしければぜひお役立てください。


# by o-oik | 2020-09-14 10:18 | お知らせ

『コノイエ』WEBサイトに当事務所の紹介が掲載されています

『コノイエ』WEBサイトに当事務所の紹介が掲載されています_e0132960_19482092.jpg

















住まいと人が集う空間の つくり手の「想い」を伝えるメディア
『コノイエ』WEBサイトに当事務所の紹介が掲載されています。

人にフォーカスした紹介をしてくださっており、
建築の紹介メディアとは一味違った切り口のインタビューになっております。

ぜひご覧ください。



# by o-oik | 2020-08-18 19:50 | プロフィール

建築の止まない魅力

夏休みは今日が最後という方が多いでしょうか、
春から毎日アップしているインスタグラムの写真に添えた文章から。
今日はひとつ転載します。
ご一読いただければ幸いです。
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建築の止まない魅力_e0132960_13394469.jpg


















洗面台に立つと、背中の寝室を介して鏡に映り込む窓から緑。


わたしたちが体験しているのは、3次元上の物理的空間とイコール、とは限りません。
(朝から何いってんの?と思いましたか笑)

家という形で実現した建築空間に住まい・経験する時には、イマジネーションや思い出、時間を飛び越えた記憶が畳み込まれていくのだと思います。

写り込んだ垣根はクライアントの亡くなったご家族が植えたもので。この家を構成する大事な要素の一つになっています。

つや消しのタイル。
タオルウォーマー。
ハイサイドライト。
病院用流し。

これらも家を構成する要素です。

鏡が貼られた壁で空間は「終わって」いて、外には隣地の住宅の庭とお隣の暮らし。

ここでは、鏡を通して
わたしたちの意識はその先へ。垣根の緑に気持ちを和ませ、守られている安心感を感じるのかもしれない。

このように小さなことであっても、
物質によっては規定されない意識の中の空間を自由に広げていくことができるのは、建築の止まない魅力だと感じます。

朝日がさすダイニングテーブル。窓の光、扉の向こう照明に照らされる家族の姿。
どんな記憶を畳み込みましょうか?

使い勝手や素材の説明に終始していましたが、踏み込んで私の感じていることを言葉にしてみました。
# by o-oik | 2020-08-16 13:42 | 住まいにまつわる私の考え

音楽聴いてますか?

最初によいと思ったものに絞って、そこだけにエネルギーと時間を掛けていたほうがより深く有意義な時間の使い方なのではと思うこともありますが

一旦そこから離れて、「他はどうなのか」を知りたいと思うことがあります。

趣味の話ですと、30代の半ばくらいからクラシック音楽を良く聴くようになり
最初は恐る恐る、少しづつエスカレートしていって…
昨年は実演も聴いてみたいと
ホールに足を運ぶ一年間を過ごしていました。


今年に入って、コロナの感染が拡がると国内オケはもとより海外のホールでも以前のような演奏活動は行われなくなってしまい、

ギリギリのタイミングで、無理して聴き廻った自らの理解できない行動に「よくやった」と言いたいような、不思議な状況ではあります。。


(海外のホールに聴きに行った訳ではなくて、いってみたいという話です笑。
置いておくと安心な、「いつか叶えばというレベルの夢」ですね…。)


*   *   *


不安のなか、どこか現実感が薄く手元の日常に意識をむけることで
なんとかやり過ごして来たような自粛期間中、

国内、海外からの多くのフリーの配信を通じて
今まで以上に音楽を聴くことができたのは、貴重な時間だったのではないかと
今は思います。

聴き始めた頃に気に入ったチェリビダッケという指揮者がいます。
クラシックを聴いているという話をしたときに、好きな指揮者はと設計仲間に聴かれて
当時はまだ自信を持って答えられなかった名前なのですが、
(そんなによく聴けていないと感じていたのですね、、)


だんだんと、なぜ惹かれるのかが理解できるようになってくると
音楽を離れたものの考え方に共感ができ、建築に通じるところがあるという発見もあり、
面白いです。

「他の指揮者」を聴いていって、わかる側面もありましたし。
また最初の地点に戻った時にやっぱりよいなと感じることで、自信が持てるということでしょうか…疲れますね。笑


わかりやすく「ドヤ」っとした方が、人気が出てよいでしょうに
録音を嫌い、毒舌で完璧主義者。
リハーサルに時間を掛ける。
コワイエピソードにも事欠きませんが(笑


キラキラしい旋律で耳を満足させることは良しとしない。
各々の声部を等価に扱い、調和を生み出そうとする。


若い日に、ルネサンス音楽を学んだととある解説を読み、
(ルネサンス音楽というのはほとんど合唱ですね)

荒い言い方になってしまいますけど
音楽の源である合唱のクオリティを持つオーケストレーションに
惹かれていたんだなぁと。


長い時間がかかって、腑に落ちる瞬間というのがあるものです。

趣味も、嵌ってみるとなかなかエキサイティングだという話でした。


ーーー

そういえば、ベートーヴェンの交響曲を聴く前に、
ブルックナーから聴き始めたのも、ブルックナーの宗教合唱曲がすばらしくて
感激したのが入り口でした。笑

耳が合唱に反応する仕様になっている模様です。
(もしくは単なるヒネクレものか……)

少し聴いていってくださいまし。
全部聴くと超長いので、途中からでも どうぞ!




# by o-oik | 2020-07-18 17:25 | 日常